学生野球のリプレイ検証の必要性
- bbbshop-eleven
- 9月2日
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最近は一度出したジャッジを、4審で確認後に修正することはあるので
以前ほどミスしたジャッジをそのままにして試合を進行することは減りましたが、テレビのリプレイ、スロー画像などでジャッジを確認できる機会が増え、そのたびに色々と話題に上がります
ストライクゾーンについての話題についても
ストライクゾーン:本塁上(ホームベースの上を通過した時)に打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間にひいたラインを上限(ストライクゾーンの高め)から、膝頭の下部のラインを下限とする空間を通過した投球
この空間は打者が投球を打つための姿勢で決定されるべきである
というなんともあいまいな表現がむかしから用いられています
たとえストライクゾーンを通過していてもキャッチャーの要求したコースと全く違うコースを通過した場合はボールと判定されることがあったり、逆にボールと判定されうる投球をキャッチャーのフレーミング技術によってストライクと判定された際にキャッチャーのハンドリングを批判するよりも審判のジャッジについてのご批判もありますよね
さて、話を戻しますがリプレイ検証について当事者の審判のみなさんがどうお考えかというと、肯定的にとらえてる審判は少なくない感じがします。というのも、野球のレベルがあがればあがるほど肉眼では確認のしづらいスピードでのきわどいプレーが増えていきますし、レベルがそれほど高くなければ次に起こるプレーの予測が難しくなり、アウトセーフのジャッジがしやすい場所を想定しにくくなります。
タッグされたかされてないか、したかしていないかなど選手がウソのアピールをしたり、
投球に故意に当たりにいったり、当たっていないのにデッドボール当たったしぐさをしたりと審判を欺くプレーをする選手もまれにいたりします。
砂ぼこりで見にくくなったり、野手の背中越しでプレーをみることとなり実際はよく見えないものもあったりします。
ジャッジした後にリプレイ検証ができることがわかっていれば、きわどい判定に対しての納得もいくし
選手のしぐさやアピールに惑わされることも少なくなる、当該プレーについての説明にも説得力をもたせることができミスをひきずらなくなるのでむしろありがたいという意見が多く、審判の威厳やら権威がなくなるから反対という審判は私が聞く限りいなかったです。
ただ、いち早く導入されたNPBですでにおきてますが
リプレイ検証も万能ではないということ(リプレイしてもわかりにくいものは初めに下したジャッジを優先する)
リプレイ検証用に設置するカメラの数や、リプレイ検証のカメラをどこの球場でも設置出来るわけではないなど、対応できる球場とできない球場がでてくる
現状でリプレイ検証を導入するにあたっていくつか問題があるということをふまえ、現状ではきわどいプレーについては4審が確認して、判定を正しいと思われるものに置き換えることを可能にしやすくしていくことがまず一歩前進なのかなと思います。
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