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背景

量か?質か? シーズンオフ練習の取り組み方

 プロ選手のティー打ち込みで、フォームが崩れた状態で数をこなすことに意味があるのか?という話題が少し前にありました。これは私個人としては選手がどういうマインドで練習されてるかわかんないんで、実際のところわからないですが


 スポーツに限らず、将棋やゲームでも一線級で長く活躍される方の練習量はハンパじゃないですよね。北京五輪柔道で金メダルを獲った石井慧さんの当時の練習方法を聞いたら、ご飯を食べてる時と寝ている時以外はすべて柔道の練習してたと語ってました

(午前中は大学で練習しそのあとウエイトトレーニング、夕方からは警察の道場で練習、

まさに人の倍以上の練習を課し、無差別級で金メダルを獲得されました)


何人かプロ野球選手になった選手を身近で見てきましたが、どの選手も練習に費やす時間と練習量は他の選手とはけた違いに多かった印象があります

プロの世界の一線で長く活躍される方は、練習量に耐えられるだけの身体の丈夫さと体力をお持ちで、いくら技術に優れていてもそれらがないとプロの世界で長く活躍することはできないという実感はあります。いい才能を持っていたのにケガに泣かされて余儀なく引退、なんて話はよく聞く話です。


さて、量より質か、質より量か?という話ですが、どっちがということはなく

これはどちらも大事だと思いますし、選手の技術水準がどのあたりにあるのかによっても変わってくると思います


野球に限らず、練習を長く継続するうえで大切なのはモチベーションであることは周知のことと思います。そしてモチベーションを維持する上で大事なのは、質や量というより練習に飽きがこないことが大事だと思います。


難しすぎて何度やってもうまくいかなければあきらめてしまいます

簡単すぎると単純作業の繰り返しで飽きてしまいます

練習に取り組む選手によってちょうどいいと感じるレベルの練習を選手の上達のスピードに合わせて変えていくことで技術習得までの長い時間を練習に費やしていくことができると思います。


 ヘロヘロになってやみくもにバットを振ることに意味がない、と一言では片づけられない理由がここにあると思います。確かまだ秋季キャンプに入ってまもない頃の練習風景だったと思います、フォームを固める練習として考えれば意味がないのかも知れません。

 しかし、単純にバットを振る力バットを振ることでしか得られません。ウエイトトレーニングは不可をかけた部位の筋力を高めるためのもので、間接的にはスイングスピードの向上へつながりますが、バットを振る力そのものをつけるものではありません。ヘロヘロになった状態でバットを振ることでバットを操ることは力ではないを覚えていくのだと思いました


 内容のある練習、質を向上するために時に量をこなす練習が必要であると思いますし、時に量をこなすために質を向上

素振り
素振り

するする必要もあるわけで、上達するうえで質と量は表裏一体

どちらが大事ともいえないのではないでしょうか?

上手くなる為に練習を長く続けられるモチベーションを維持するためにはどちらも必要であるし、ヘロヘロになってまでバットを振り続けることは時に必要な練習だと思います。

そして、意味があったかどうかはヘロヘロになるまでバットを振った選手にしかわからないというのが答えのひとつだと考えます。


最後に個人的な意見として、野球選手がウエイトトレーニングに取り組むことが当たり前となった現在の野球の練習環境を見て、昭和の人間の眼に映るのは今の選手はバットを振らなくなったなと感じます

 
 
 

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